お腹よわ人間の日記

思ったことを書く

2023年3月4日

今日は午前中、職場の後輩とそのお子さんが我が家に遊びに来てくれた。

この後輩と私はお互い朝方人間で、早め集合早め解散が好きなので会うときはいつも朝の早いうちから会って午前中、もしくはお昼過ぎとかに解散する。

周りにこういう遊び方してくれる人が少ないのでとても貴重な存在。

後輩のお子さんは生まれて3ヶ月くらいから毎月1回くらいのペースで会っていたので勝手に親戚のような気持ち。今は2歳過ぎなのでたくさんおしゃべりしてくれて楽しかった。そのうちお年玉とかあげたくなってくるかもしれない。

 

いつもどおり、お昼前には解散して、1週間分の食料を買い出しに行く。最近、日本産の牛乳が余って大変とのことなのでできるだけ日本の牛乳を使っている製品を買う。微力も微力でしかないと思うけれども。

 

帰宅し、100万回言えばよかったを見た後、本屋に行きたくなり行く。

入ってすぐ町田そのこさんの「宙ごはん」が置かれていてめちゃくちゃ買いたい気持ちに駆られたけれど、今日は辻村深月さんの「傲慢と善良」を買う。

 

突然町田そのこさんの話になるけれど、今、町田そのこさんの「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読んでいて、めちゃくちゃハマっている。私は、以前西加奈子さんの小説に死ぬほどハマって読みあさっていた時期があるのだけれど、いつも心のどこかに「私は何か欠けているから」という思いがあって、それを「欠けてても足りなくても生きてていいんだよ」と言ってくれたのが西加奈子さんの小説だった。

今まで、「私は何か欠けている」という思いに対してどういう言葉がほしかったのかを、「そんなことないよ」じゃなくて、「それでも生きてていいよ」だったんだなってことを初めて気づかせてくれた。欠けている自分も、そのまま全肯定という感覚にかなり救われた。

町田そのこさんの小説(といってもまだ「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」しか読んでいないけど)は、「生きててもいいよ」というより「生きてくしかないよね」って言われてる気がする。でも諦めじゃなくて、隣で言ってくれている感じ。ある意味の肯定だと思う。それが心にグッと刺さって刺さって仕方ないのです。早く続きが読みたいけれど、読み切ってしまうのはもったいなくてちょっとずつ読んでいる。

自分そのものを肯定されている気がする文章を書く小説家さんに出会えるのは本当にラッキーだと思っているので、これからたくさん町田そのこさんの小説を読みたいと思う。

 

そんなことを言っていたら、もう5時半なので毎週末恒例の簡単おこわ作りでもしようかと思う。もち米がなかなかなくならないので消費せねば。