お腹よわ人間の日記

思ったことを書く

2023年1月28日

日記を書きたくなったのではてブロ登録してみた。

ここのところ仕事でメンタルやられまくっていた。

職場が医療福祉系の施設で、入所されてる方にコロナ感染者が出るとうわーっと広がる。

私の部署は、というか職種は、リハビリなので、直接介護は普段はないのだけれど、こういう非常事態の時は部署からスタッフを応援に送り出さないといけない。病棟スタッフも感染すると途端に現場に人手がなくなるので。

 

私は一応主任という立場なので、自ら率先して「応援いきます!」という訳にもいかず、申し訳なさを感じながらも部署のスタッフ個人個人にお願いして応援に入ってもらうことと、その人たちのシフト管理、他部署間での調整、外来患者さんへの連絡などの仕事で、なんかもうへとへとだった。

 

特に、自部署から応援に入ってもらう時の交渉と、他部署との調整で、神経をすり減らしてしまって、お腹の調子壊してご飯が辛いターンに入ってしまい苦しかった。

 

ので、これは胆力が足らないのだ、と思い至り、お休みしていたジムに復活した。

 

まず体力をつけなければいけないと思ったので。

昔、テレビで元V6の岡田くんが、筋トレをすると元気になるホルモンが出る、みたいなことを言っていたのを信じていて、実際筋トレすると元気が出る気がする。

そういうわけで、1月後半、ジムに復活して時間があれば行くようにしていたら、見事元気になった。

 

お腹の調子に関しては病院に頼って、お薬で今調整中だけど、前よりは良い感じ。

 

メンタルは今も仕事にいけば不意打ちでグサグサやられることもあるけど、3年ダイアリーを購入して書き始めたらちょっと気持ちが落ち着くな…と思い始め、「あ、じゃあ昔やってたブログみたいに思ったこと書くだけのブログやれば良いのでは」となり、はてブロに手を出した次第でござる。

 

普段は、基本ドラマを見ることを生きる糧としていて、ここ10年くらいは時々アニメを見るようになった。年にトータルで3ヶ月くらい小説にはまるターンもあって、多分、私は物語が好きなんだと思う。

ドラマでもアニメでも映画でも舞台でも小説でもいいから、なんらかのフィクションを摂取してエネルギーにしている。

最近は舞台、見に行けてないけど。職場がそんなんだから。

 

今楽しんで見ているドラマはいくつかあって、ブラッシュアップライフと、大奥と、あとはリバーサルオーケストラ。

昨日リバーサルオーケストラ3話を見て、ちょっとだけ泣いていた。

初回を見た時、割と好きな感じだったのでTwitterで感想を検索していたら(私は好きなドラマの感想をTwitterで検索しがち)、のだめと比較する意見が多かったので、「まあ題材がオーケストラだしな…」とは思っていたものの、個人的にはのだめとはまた違う気がしている。

 

3話は、オーケストラの人たちが主人公を、一人の人として信じて受け止めてくれている描写に泣いた。みんな大人だ、と思って。

おそらく主人公に思いを寄せているであろう、オーケストラで一番若い男の子が主人公を心配して探しに行こうとする場面で、他のメンバーがその男の子を止めるんですよ。「信じてあげよう」って。

まだ、そこまでの交流がない3話で、主人公の不安をどことなく感じとりながらも温かく見守っている周りの人たちの情緒の落ち着きっぷりに、なんだかすごく安心して泣いてしまった。

 

もしかしたら地味なドラマなのかもしれないけど、出てくる人たちの温かさとまっとうさが胸にくる、今大好きなドラマ。

 

リバーサルオーケストラもだけど、最近、定型文をなぞるところはなぞりながらも、今の要素を取り入れたり、人と人との交わりをきちんと詳細に書き込む物語が増えてきている気がする。

最近大ハマりした「氷の城壁」という漫画も、「恋愛マンガ」的な定型文をなぞるところはなぞっていたけど、登場人物の些細だけど重大な不安だったり、気持ちが繋がった時の嬉しさを丁寧に描写してくれていたところがすごく良かった。私高校生の男の子と女の子が気持ちが通じ合って付き合うことになる場面を読んで感動して泣いたの、それこそ高校生ぶりぐらいじゃなかろうか。

 

韓国ドラマの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」も、扱う題材が身近なものだった(弁護士ものはなんか大事件とか、派手さが際立ちがち)、「石子と羽男」も同じく、地味なんだけど、地道に真面目に依頼者に向き合う石子と羽男と赤楚くん(ここだけ本人)にグッときた。

 

あと、アニメでは「ぼっち・ざ・ろっく」が最近は好きだった。コミュ障の主人公ぼっちが、コミュ障の部分は別に大幅に変わることなく、先に周りがそんなぼっちをまるごと受け入れてくれて、その中でぼっちがぼっちなりにほんとに亀の歩みのようにすこーしずつ変わっていくという感じで良かった。

ほら、主人公の成長物語の定型文でいくとまず主人公がめちゃくちゃ成長していくところが描かれるじゃないですか。主人公の成長ありきで周りが変わってくる、みたいな。

それはそれで面白いお話もいっぱいあるから、それが悪いってことじゃなくて、ただぼっちざろっくは、ぼっちに変わることを強要する話じゃなかったのが良かった。

主軸はバンドやりたい!だったし。

 

定型文なぞりまくりのドラマも、それはそれで「お約束!」って感じで好きだけど、最近少しずつ定型文をなぞりながらはみ出す物語が増えてきているのが面白くて良いなぁと思っている。

 

とりとめなく思ってること書いてたら長くなったのでそろそろ終わりにしよ